Asami's Story

はじめまして

このブログを運営しております、私は麻美(あさみ)です。

食を通して私が経験したこと体験したことを通して、お役に立てる情報発信をしていきたいと思います。

このブログ名「人生を豊かにする食体験のお手伝い」、これこそ私の実体験によって名付けられました。まだ、生まれたてのブログです。これから育てていき、立派に育っていくことを願います。

私は3歳から喘息を患っています。当時、私が風邪を引いて、病院で診察を受けていた時に喘息と診断されました。母は「これから大変やと思ったけど、私の曽祖父が喘息持ちだったので遺伝かな」と当時の想いを教えてくれました。

私の喘息は小児喘息と診断されたので、大人になる頃に良くなると言われていました。しかし、私の小児喘息は成人性喘息に移行し、成人してからも喘息発作が出ていました。

2008年、転機が訪れます。友人と旅行に出かけていた私は食べることが大好きで訪ねた所で何かしら食し、ホテルでの夕食も完食。その夜、喘息発作が出て吸入器で発作を抑えることはできました。心配してくれた友人が「根本から治さなくちゃいけない」と助言をくれて、根本治療に詳しい方を紹介してくれました。

その人に言われたことは「食生活を見直しなさい」でした。その方に言われた通りの食生活を実践していくと、本当に体が変わり始めました。好きなものを好きな時好きなだけ食べていた食生活によって溜まった毒素を抜くことによって、本来備わっている体の機能が正常に働き始めたことを実感しました。

この経験が私が食と向き合う大きな転機となりました。

そして、次のスッテプがやってきます。それは、友人から「今、アレルギーを持っている人がものすごく増えている。食に関心があるんだったら、グルテンフリーお菓子やパンを提供することをやってみたら?アレルギーを持つ人は増えることはあっても減ることはないから」と言われ、やってみようと始めたのが、グルテンフリーでアレルギーを持っている子供さんや大人の人達にパンやお菓子を販売することです。

製菓の技術も経験もない私が始めました。今思うとよく始めようと決めたなぁと不思議な想いです。

私はニュージーランドに住んでいます。そこの日本人会の行事で自分のお店の出店をきっかけに一人の女性と出会います。その方のお子さんが複数のアレルゲンを持っていて困っていることや不便と感じることをお話ししてくださいました。

製菓経験のない私がいちからグルテンフリーでアレルギー対応のお菓子やパンを作るのに試行錯誤していたのでそのお母さんの気持ちに強い共感を覚えました。

世の中には飢餓に苦しんでいる人たちがいる中で、日本やニュージーランドでは食べ物が溢れ、私たちが毎日当たり前に向き合っている食体験や食習慣が生活の中で重要な役割を果たしていることを気づかして頂けた出会いでした。

家族団欒。同じものを大切な人と同じものを食べ、同じ”時”を共有する、この日常当たり前だと思っていることが食物アレルギーを持っていると当たり前に行われているものではないこと実感しました。

食に関わること全般、食を通じて得られる経験や体験をこのブログを通して共有して、お役に立てられるように綴り続けたいと思います。